杖・ステッキの種類と選ぶポイント

更新日:2月2日

つえ屋では常時1万種20万本の在庫を誇っております! そんなわけでよくあるのが「多すぎてどれを選べばいいのか…」というご相談です。 杖の「種類」「用途」「シーン」などなど、何を基準に選べばいいかわからないですよね?


私(筆者)自身はまだ杖をつかなくても歩行に困ることは無いので杖は不要なのですが、おしゃれアイテムとして杖を使用したりしています。

つえ屋では「歩行補助具としての杖」はもちろん「おしゃれの為の杖」もたくさん取り揃えております。 お客様のご要望を伺い製作したオリジナルの商品も数多くあるんですよ! よりお出かけが楽しく、毎日を健康に過ごせる人が増えるようにつえ屋は今後もいろいろな商品を開発していきます♪ さてさて、それでは本題へ戻りましょう。 「杖」と一言に言っても実に様々な杖やステッキがあります。(1万種も在庫がありますから間違いありません。笑) おしゃれ用の杖やステッキ、介護のための杖、困ったときに一番お世話になる確率が高い松葉杖などなど…実に様々です。

■杖の種類と形状

杖の種類は一般的に杖本体(軸)の形状と握り(グリップ)の形状で分類します。 【 一般的なグリップ形状 】

・T字(丁字) … 一般的な杖

・C字(曲がり) … 古くからあるグリップ部が軸から湾曲した杖

・I字(ストレート) … 軸とグリップがまっすぐに設計された杖

・L字(一体型シームレス) … TとCの良いとこ取りをした杖

・オーバル/マッシュルーム(丸みを帯びた握りこみ型) … 装飾杖に多く杖としても使える

・スタチュー(彫像型) … 装飾杖グリップ部分が彫像の杖としては扱いにくい

・ロフストランドクラッチ(肘宛て付き松葉杖) … 肘や二の腕をカフで固定する松葉杖

・ノーマルクラッチ(松葉杖) … 昔ながらの松葉杖



【 一般的な軸タイプによる分類 】

・一本杖(同一の材質で継ぎ目のない杖)

・伸縮杖(外軸と内軸をピン等で固定し長さの調節が容易に行える杖)

・折畳杖(軸部分を何段かに分割して折りたたみができる杖)


【 素材による分類 】

・木製(天然木) … 柔軟で体への負担を軽減してくれる

・金属製(アルミ・ステンレス・チタンなど) … 軽くて頑丈

・ポリカーボネイト(熱可塑性プラスチック) … 金属よりも軽く柔軟な素材

・カーボン製(炭素繊維) … 金属より強く、軽く、柔軟な素材


【 その他の分類 】

・多点杖(3点・4点・5点などの杖先を有し安定性を重視した杖)

・特殊杖(何かの用途に特化した杖、右手専用/左手専用/階段用など)


などなど。軽く種類分けしただけでもこんな感じです…(汗)


ネットショップに書いてある「一本杖」とか「伸縮杖」はこの分類によるものです。


■杖の選び方

杖を選ぶ際には「グリップ形状(G)」×「軸タイプ(S)」×「材質(M)」でお選びいただくと探しやすくなります。


例えば、普段はあまり必要ないけれど長時間歩くと足が痛くなる方であれば


・G = T字/右手専用/左手専用(ホールド感がよく安定する)

・S = 折りたたみ(小さくたためるのでカバンに収まる)

・M = カーボン/アルミ(軽くて丈夫な素材)


杖が常に必要で体重の多くを預けて使用する方であれば


・G = T字/右手専用/左手専用(ホールド感がよく安定する)

・S = 一本杖(軸が単一の材質なので丈夫)

・M = カーボン/木製(適度なしなりで体への負担を軽減する)


ファッションアイテムとして杖をお探しであれば


・G = オーバル/スタチュー(装飾性重視)

・S = 一本杖(軸に継ぎ目などがなく美しい杖が多いです)

・M = 木製(経年変化を楽しめるのでお勧めです)


上記はホンの一例ですが、使用する場面や目的をはっきりさせると選びやすいですよね?

それでもき決められない時はつえ屋のツエコンシェルジュにお任せください!!


■京都つえ屋の杖への想い

日本でも古来から杖は人々の支え、権威の象徴として使用されていました。 日本で杖がおしゃれな道具として知られる切っ掛けとなったのは、諸説ありますが1867年にパリ万博が行われた際、ステッキをおしゃれに携えた西洋人たちに触発され、当時江戸幕府から派遣されていた将軍徳川慶喜の弟で御三卿・清水家当主の徳川昭武公が持ち帰った杖がはじまりなのだとか。 その後明治から大正時代にステッキが大流行し、昭和初期には若者がステッキを携帯することもあったようです。 しかし、戦時期になりステッキを持つ人は激減し、戦後の高度経済成長期には合理性や利便性が重視されステッキは専ら実用目的のものとみられるようになり、現在では『老いの象徴』とされてしまったようです。 今後もつえ屋では、この古き良き時代の日本のように「おしゃれな若者」や「まだ杖を持つ歳ではない」と杖を持つことを躊躇する方や、年齢を問わず足が不自由などの理由で杖を必要としているのに『老い』のイメージから杖を持つ事に抵抗がある方はもちろん、たくさんの若者がファッションの一部としてSNSなどに杖を愛用している姿をアップする日がくることを期待して、杖の普及に取り組んでいこうと思います!




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